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GitHub Copilot、VS Code向け「Agent Mode」提供開始:MCPにも対応

公開 拡散指数 43

GitHub は VS Code の全ユーザー向けに Copilot Agent Mode の提供を開始し、MCP 規格に対応した。複数ファイルにまたがるコード編集やターミナル実行、エラー自動修復を自律して行える。月額 39 ドルの新プラン「Pro+」も追加された。

画像:github.blog

これまでのコード生成 AI は、人間が書いたコードの続きを推測する高機能な自動補完に過ぎない場面がほとんどでした。

マイクロソフトの創業 50 周年に合わせ、GitHub は VS Code の全ユーザー向けに Copilot Agent Mode と MCP 対応の順次提供を開始しました。Copilot は単なるチャット相手を卒業し、自律的に動く開発パートナーへと舵を切りました。

Agent Mode では、プロンプトを投げるだけでリポジトリ内の関連ファイルを自動で特定し、複数ファイルにまたがるコード変更を自ら実行します。さらにターミナルコマンドの実行を提案したり、実行時のエラーを解析して自律的に修正するセルフヒーリング機能も備えています。Claude 3.7 Sonnet との組み合わせでは、難関ベンチマーク SWE-bench Verified で 56.0% のスコアを記録しました。サティア・ナデラ CEO もデモで初代 BASIC をワンショットで再現してみせています。

MCP 規格の採用とマルチモデル定額制「Pro+」

実践の開発ではコード以外の文脈が欠かせません。そこで GitHub は、Anthropic が主導するオープン規格 MCP を導入しました。AI における USB ポートのような仕組みです。

これにより外部データベースの構造を読み取ったりウェブを検索したりできるようになりました。さらに GitHub はローカル用 GitHub MCP サーバーをオープンソースで公開し、リポジトリ検索や Issue 管理、PR 作成までエージェントに直接委ねられるようにしました。

利用可能なモデルも拡充されました。Claude 3.5、思考機能を備えた Claude 3.7 Sonnet、Google Gemini 2.0 Flash、OpenAI o3-mini が正式採用されています。基本モデルは引き続き無制限で使えますが、これら先端モデルの利用には「Premium requests」枠が消費されます。

通常の Copilot Pro は月 300 回、Business は 300 回、Enterprise は 1000 回の枠が付与されます。よりヘビーに活用したい個人向けには、GPT-4.5 へのアクセスと月 1500 回の枠を含む月額 39 ドルの新プラン「Pro+」が用意されました。超過分は 1 回 0.04 ドルからの従量課金も可能です。

なぜ重要か

新興の AI 特化型エディタがマルチファイル編集やターミナル連携を武器に支持を広げる中、VS Code 本家が決定打を打ち込んできた格好です。慣れ親しんだ開発環境から別のツールへ移行する理由が一気に薄れました。

独自規格で囲い込むのではなく、オープンな MCP を採用した判断は賢明だと評価できます。コミュニティが育ててきた豊富なツール群をそのまま取り込めるため、エコシステムの拡大スピードで他を圧倒できるはずです。

一方で、月額 39 ドルの Pro+ 新設や呼び出し回数の上限管理は、推論コストの重さを如実に示しています。日常的な開発であれば既存プランの枠でも足りますが、先端モデルに頼り切った自律開発を日常的に回そうとすれば、利用コストの管理が新たな悩みになりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    github.blog(新しいタブで開きます)原文github.blog

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