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GitHub Copilotにエージェントモード登場:自動エラー修正やGeminiに対応

公開 拡散指数 43

GitHubはVS Code向けにCopilotの「エージェントモード」を導入し、Copilot Editsを正式リリースした。不足しているタスクの推論や自律的なエラー修正が可能になったほか、モデル選択にGemini 2.0 Flashを追加。さらにIssueからPR作成までこなす自律エージェント「Project Padawan」も初公開した。

画像:github.blog

AI を使ったプログラミングで最もストレスが溜まるのは、コードの出力そのものではなく「人間が端末とチャット欄を往復するコピペ役になること」でした。AI が書いたコードを実行し、エラーが出たらその赤いテキストをコピーしてチャットに戻り、「これ直して」と頼む作業です。

GitHub はこの無駄を解消しようとしています。2025年2月6日、VS Code 向けの GitHub Copilot に自律的な「エージェントモード(agent mode)」を導入することを発表しました。

あわせて、複数ファイルをまとめて対話型で修正できる「Copilot Edits」の一般提供(GA)開始、モデル選択肢への Google「Gemini 2.0 Flash」の追加、さらに自律型 SWE エージェント「Project Padawan」の構想も初披露されています。

エラーを自分で見て、自分で直す

今回導入されたエージェントモードは、単にコードを提案するだけでなく、実行結果の検証まで AI が自律的に繰り返す機能です。

VS Code Insiders で利用可能になったこのモードでは、ユーザーのプロンプトを達成するために必要なサブタスクを推論し、指定されていなかった前提タスクも補完します。ターミナルコマンドの実行を提案してユーザーの承認を求めるほか、実行時にエラーが発生すると、そのログを自分で読み取って自動修正(セルフヒーリング)を試みます。

利用するには VS Code Insiders で Copilot Chat の設定を有効にし、Copilot Edits パネルの切り替えメニューで「Edit」から「Agent」に変更します。GitHub は今後、サポートするすべての IDE にこのモードを展開する方針です。

投機的デコードによる高速化と「自律エージェント」構想

一般提供となった Copilot Edits は、指定した複数ファイルに対して自然言語で一括インライン修正を行う機能です。

内部的にはデュアルモデル構造を採用しています。GPT-4o、o1、o3-mini、Claude 3.5 Sonnet、そして新しく加わった Gemini 2.0 Flash といった基盤モデルが全体の文脈を判断し、専用の「投機的デコード(speculative decoding)」エンドポイントがその差分を高速にエディタへ反映させます。Visual Studio 2022 でもプレビュー版が提供開始されました。

さらに今年後半の提供を目指して開発されているのが、自律型ソフトウェアエンジニア「Project Padawan」です。

この機能では、GitHub 上の Issue を直接 Copilot にアサインできるようになります。Copilot は自動的にセキュアなクラウドサンドボックスを立ち上げ、リポジトリの複製、環境構築、コード編集、テストやリントの実行までを裏側で非同期に完了させます。最終的にテスト済みの Pull Request を作成し、人間のレビュアーを割り当てて、レビュー指摘への修正対応まで行う計画です。

なぜ重要か

AI コーディング支援ツールの戦場は、完全に「単一行の補完」から「自律ループによるタスク完遂」へシフトしました。

開発者にとって、エージェントモードがもたらす最大の価値は認知的負荷の削減です。環境構築のズレや小さな実行時エラーで作業の手を止められ、ターミナルと AI チャットを往復する必要がなくなります。VS Code をメインで使っているなら、Insiders 版を導入して今すぐ試す価値は十分にあります。

GitHub のアプローチは非常に巧妙だと考えられます。Cursor などの新興 AI エディタが複数ファイルの同時編集や自律的な修正で支持を集める中、GitHub は VS Code 本体の最適化(投機的デコード)で応答速度を向上させつつ、主要なフロンティアモデルを自由に選べる体制を整えました。

さらに強力なのは Project Padawan に見られるプラットフォームの強みです。エディタ内にとどまらず、クラウドサンドボックスを使って Issue から PR のレビュー対応までバックグラウンドで完結させる仕組みは、GitHub という開発インフラの母艦を持つ組織にしか作れません。競合ツールがローカルでの快適さを競う中、GitHub は開発ワークフローそのものを AI 前提で再構築しようとしています。

情報源 (1)

  1. [1]
    github.blog(新しいタブで開きます)原文github.blog

トピックを追うGitHub Copilot エージェント機能の進化

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  1. GitHub Copilot、VS Code向け「Agent Mode」提供開始:MCPにも対応
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