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Perplexity Comet、ローカルMCP対応へ:PC内のファイル操作が可能に

公開 拡散指数 31

Perplexityが開発中のCometブラウザにローカルMCP(Model Context Protocol)サポートを追加する準備を進めていることが明らかになった。プロンプトからPC内のフォルダやローカルファイルを直接操作できるようになる見込みだ。Webブラウザからデスクトップ全体を扱うエージェントへの拡張を狙う動きだが、現時点では開発ビルド段階にとどまる。

Perplexity Comet、ローカルMCP対応へ:PC内のファイル操作が可能に
画像:testingcatalog.com

現在のAIブラウザの多くは、Webページ内の操作には優れているものの、PCのローカルストレージに触れようとした途端に行き詰まってしまいます。Webフォームの入力や記事の要約はできても、デスクトップに保存してある画像をアップロードさせることすら一苦労でした。

Perplexityはこの壁を取り払おうとしています。TestingCatalogによると、同社は独自ブラウザ「Comet」において、ローカルMCP(Model Context Protocol)のサポートに向けた準備を進めていることが開発版から明らかになりました。

デスクトップ環境とWebを直結する試み

Cometはこれまでにもクラウドサービスと連携するリモートMCPに対応していましたが、今回判明したのはローカルMCPへの拡張です。

ローカルMCPが有効化されれば、Cometは自然言語の指示を受けるだけで、PC内のローカルフォルダやファイル、さらにはインストールされているデスクトップアプリにまで直接アクセスできるようになります。

例えばComet経由でXに投稿する際、ローカルドライブに保存されている画像を指定して自動添付させることが可能になります。Web環境だけに閉じ込められていた従来のAIエージェントの大きな弱点が克服される形です。

この機能はまだ正式リリースされておらず、開発ビルドに組み込まれている段階です。初期リリース時にファイルアップロードなどの全機能がどこまで開放されるかは未定ですが、PerplexityがCometを単なるAI検索ブラウザではなく、PC全体を横断する「ユニバーサルエージェント作業スペース」へ育てようとしている意図がうかがえます。

なぜ重要か

Webブラウザとローカル環境の境界を壊すこの動きは、ヘビーユーザーにとって極めて価値が高いと私たちは考えます。日々の業務ではローカルファイルとWebツールの往復が頻繁に発生するため、Cometがその間を自律的につなげるなら、日常的に使うメインブラウザとしての魅力は一気に跳ね上がります。

業界全体にとっても、AIブラウザの競争軸を変える一手です。単なるWebページの要約やサイドバー機能の争いから、ローカルリソースを巻き込んだ実用的な自動化の競争へとフェーズが移行することを意味します。競合各社もローカルプロトコルの統合を急がざるを得なくなるでしょう。

一方で、ローカルファイルへのアクセス権を与えることには明確なリスクも伴います。エージェントがユーザーの意図しない私的ファイルに触れたり、誤った操作を行ったりしないよう、明確な権限管理ツールや承認ステップが不可欠です。Perplexityがこの利便性とセキュリティのバランスをどう設計してくるかが、成否を分けるポイントになると見られます。

情報源 (1)

  1. [1]
    testingcatalog.com(新しいタブで開きます)原文testingcatalog.com

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